いよいよ決戦の日が来ました。
当日朝の抽選の結果、第1試合で山口saikyoガールズと対戦。
光ガールズは初回、内野安打で出塁したキャプテンが気迫の走塁で先制。
四番もタイムリーヒット。緊張の中初回2点を奪いました。
しかし、本当の緊張はここからでした。
初回裏、山口saikyoガールズには2安打で同点に追いつかれ、その後は0点が続く息が詰まる展開。
右中間を破る長打も、本塁直前で無念のタッチアウト。
無四球で好投を続けるエースを援護したいところですが、攻撃も波に乗り切れません。
何かが噛み合わない、重たい空気。
5回裏、光ガールズはあと1イニングの攻撃しか残っていない場面で、ついに2点リードを許します。
6回表ツーアウト23塁、同点のランナーまで出しましたが、本当に後がない状況。
しかし、相手守備の乱れをついて一気に同点に追いつき、更に1点を加え勝ち越した状態で最後の守備につきます。
最終回は守護神がリリーフ。「三振3つとってこい」と送り出した言葉通り、三者三振で抑え、選手たちの執念で大きな一勝を勝ち取りました。
第3試合で宇部レディースと対戦。
この試合に勝てば全国大会出場が決まります。
初回は両チーム1得点ずつ。あと1勝の重さをみんなで感じている様子でした。
2回表、光ガールズ打線が火を噴き一気に7得点、試合の主導権を握ります。
その後は守備も軽快さを取り戻し、ノーヒットの投手リレー、ベンチの中も一気に活気づきます。
そして興奮の中試合終了。
ついに4年ぶり3度目の全国大会出場を果たしました。