『アウトになったのに、なぜ一塁まで全力で走れと言われるのか?』
光選抜2018の結団式で講演された、浅江中学校野球部監督の西本先生の言葉です。
こう訊かれた選手たちは全員、
『ボールを落すかもしれないから』
『セーフになるかもしれないから』
と答えていました。
答えは違います。
『アウトになったのに…』、つまりアウトはもう確定した後の話です。
西本先生の正解は、
『一生懸命さが伝わるから』
『チームの士気が上がるから』
『見ていて応援したくなるから』
『全力で走らないと、だらけて見えるから』
などでした。
たしかに、浅江中野球部選手の一塁を駆け抜ける姿は、見ていて気持ちがいいです。